-事案の概要

被告人が夜の路上において,面識のない被害者に対して,背後から抱きつき着衣の上から胸を揉んだ後,路上に転倒し,結果的に被害者に全治約1週間の傷害を負わせた強制わいせつ致傷事案(裁判員裁判対象事件。その他,強制わいせつ1件,迷惑防止条例違反1件あり)。事実関係には大きな争いはなかった。

 

-弁護方針

①被告人と被告人の父から,強制わいせつ致傷及び強制わいせつの被害者に金300万円ずつの被害弁償の申し出を行った。また,迷惑防止条例違反については,金100万円の贖罪寄付を行った。②被告人は,保釈後,専門機関への通所を開始し,被害者の苦痛を理解し,再犯を防止するための取組みを始めた。③被告人の両親も,専門機関への通所をはじめ,被告人の行為の原因や今後の対応等について理解し,実践するよう務めており,証人尋問でもその決意を明らかにした。④専門機関の担当者が証人として出廷し,被告人の行為の原因と今後の対策について証言してもらった。

 

-結果

本件では,被害者へのの示談が成立したこと,また,被告人の真摯な反省,再犯防止のための取組みも評価され,懲役3年,執行猶予5年,保護観察付の判決を獲得した。

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